KATSURA SANGYOCO

nav
search
沿革

 桂産業の前身である「横浜 桂屋喜八商店」は、新潟県桂村出身の渡邉喜八により創業されました。江戸末期、安政年間(1854年~)にはすでに存在したことが確認されています。この時代は勝海舟や坂本龍馬が活躍する以前のこと。まさに日本の貿易商社の草分け的存在といえるでしょう。
 ちなみに創業者、渡邉喜八の出身地である桂村(現 岩船郡関川村)には、江戸時代中期に火災から再建された豪壮、広大な数寄屋造り屋敷が、国指定重要文化財として現存しています。(本桂屋、渡邉家)。
 「横浜 桂屋喜八商店」は、江戸期からドイツ、インドなどのメーカーと交流をはじめ、明治には「桂屋柴田商店」と名を新たに、日本橋瀬戸物町で染料商として創業。大正のはじめには、すでに上海、ニューヨーク出張所、さらに昭和に入ると中国の各地やソウルなどにも出張所を設け、着実にそのネットワークを広げてきました。
 このように永い歴史の中には、激動の時代もありました。しかしこれを乗り越えられたのも創業当初より連綿と受け継がれてきた先取の精神であり、特に昭和初期にかけて戦災からの復興の精神を忘れることはできません。これからも時代をとらえた事業展開で、私たち桂産業は力強く邁進してまいります。

沿革

 
1872年 (明治5年) 染料商「桂屋柴田商店」を日本橋瀬戸物町(現日本橋本町)にて創業
1896年 12月 合名会社柴田染料商店を設立
1917年 8月 資本金100万円で株式会社柴田商店を設立
1924年 4月 名古屋出張所を開設
1944年 4月 社名を桂産業株式会社に改称
1960年 3月 保土谷化学工業株式会社と業務提携
1960年 6月 名古屋出張所を名古屋営業所に変更
1963年 7月 資本金3,000万円に増資
1980年 4月 大阪営業所を開設
2000年 5月 本社を川崎市に移転
2007年 7月 本社を東京都港区に移転
2012年 5月 本社を東京都中央区に移転
2017年 8月 創立100周年(創業145周年)
2022年 5月 本社を東京都港区に移転(現在地)

桂産業社史(創立100周年記念版)→ webbook